FURYU

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知識と発想のバランス


知りすぎるのは良くないんじゃないかな、
と思う。


遮二無二情熱を注いでいるうちは、
知識うんぬんよりも先に、
規制などない自由な発想が次々と溢れる。

熱いがゆえ、
知りたがり、
そして、
とらわれる。

とらわれたら最後、
もうあの時の柔軟な発想が生まれることはない。

天才でも熟練者でもない僕にとって、
発想の巾が狭められる事はとても恐ろしいこと。



でも、
知りたい、
を抑えることは難しいんだ。




帯スクエアトリムドコート

総絞りの帯と、
シッブ〜い絽の帯とのコート。

ostbz

ostbz (1)

これ、
お客様から『役立ててください』と、
お譲り頂いたもの。
これらを目にしたときには既に、
こんな感じのブルゾン、
ってのを頭に描いていた。

ostbz (2)

ostbz (3)

ostbz (4)

付属のデカいピンで好きに留めて着る。


そして、
リバーシブル。

ostbz (5)

ostbz (6)

ostbz (7)


これを粋に着こなして闊歩している人がいたら、
きっと僕は3回くらい振り返り、
たまらずお声を掛けさせて頂くだろう。

手巻き寿司?・・・ではないですよね??
って。





オーダーメイドに関するお知らせ


いつも当ブログをご覧頂き、
誠にありがとうございます。

オーダーメイドに関するお知らせです。


基本的に、
オーダーメイド・着物や帯等の素材のお持込は、
一切お断り申し上げております。

デザインはもちろん、
素材の選定も服作りの一環だと考えているからです。

ご理解の程よろしくお願い申し上げます。



その他、
ご質問・ご希望・ご用命等、
または、
衣装制作のご要望などはサイドバーの、
『YUHSUKEへMAILを送信』をクリックして、
お問い合わせくださいませ。
若輩者ではございますが、
出来る限りお力になれますよう努めて参ります。

よろしくお願い申し上げます。




注ぎ込まれた情熱


hekoobiOP

兵児帯ホルターネックチュニックです。

この人、
守備範囲がかなり広くて、
幅広い年齢層もなんのその、
いとも簡単に女性のハートを射抜きます。

脇にボタンが付いているんだけど・・・。
そこからニョキッと丸ぐけ紐がぶら下がってて、
裏にも同じ位置に付いていて、

・・・もっとうまく見えるハズだったんだけど・・・、
写真の腕が悪くてスミマセン・・・、

とにかく、
脇から丸ぐけ紐っていう可愛らしい紐がぶら下がってます・・・。
それをね、
キュっと簡単に縛ってあげると、



hekoobiOP (1)

hekoobiOP (2)

ちょっと表情が変わるようにしてある。
ぶら下げたまま、
ぶらぶらしてても可愛いんです。


hekoobiOP (3)

衿の後には表側にだけタックがとってあって、
ちょっぴりドレーピーな演出をしてみました。

やっぱ、
このボタンいいな・・・。



しかし、
この絞りって何か独特の魅力がムンムンする。
絞り好きのご婦人はもちろん、
帯だとは知らない人をも惹く力がある。
ポコポコしてて可愛いしね。

でも、
その可愛らしさの裏には、
絞り職人さんの苦労と情熱が注ぎ込まれている。

今回の兵児帯に施されているのは、
鹿の子絞りという絞り染めの技法で、
数ミリごとに並ぶポコポコのポコは、
すべて職人さんが手作業で糸をくくって絞り上げたもの。
糸をくくった部分が防染されて、
鹿の背中のまだら模様のように見えることから、
鹿の子絞りって言われるワケ。

総絞りの着物にまでなると、
すべて絞り上げるまで数年かかるものもあって、
江戸時代の大奥でも使用禁止になった程の贅沢品です。



本日は、
僕の情熱よりも、
絞り職人さんの情熱が注ぎ込まれた一品でした。





曲線と直線の融合と調和


yuzenfurisode

友禅の大振袖を解きました。
比較的新しい着物で、
痛みも全くありません。

実はこれ、
『ART GARDENER』用に仕入れた着物でした。
イベントが無かったら仕入れていなかったけど、
こういう色柄って舞台栄えすると思って仕入れたもの。

結局候補から外れてしまって、
お役御免になってしまったんだけど・・・。


忘れた頃になんとやらってヤツで、
遅ればせながら、
今頃になって鋏が入った。



yuzenpants1

yuzenpants 2

ワイドパンツです。

このパンツ、
前後がない。
どっちが前でもイケます。
ってのが、
ひとつの売り。

トワルチェック・・・、
え〜・・・、
型紙作成の中途工程で、
低価格な平織りの綿生地を組み立てて、
製図途中のアイテムの形を簡単に見る工程の事ですが、
その段階では当たり前に前後があった。

でも、
とある着物をこのアイテムにハメた時、
どっちを前にしようか迷ったので、
えい、
と前後なしに修正しました。
気分でどっちでも良いですよー・・・ってね。

股ぐりの一部がほんの少しの曲線を描いてるだけで、
他は全て直線。




best1

best2

トップスに合わせたロングベスト。
一越と紗綾形の綸子。
黒と黒の別地の切り替えは好きなパターンです。
そして、
ご覧になってお分かり頂けますでしょうか、
これに至っては曲線箇所が一切ありません。





緻密に計算された西洋服の曲線、
伝統布地を纏う東洋服の直線、
これらの融合と調和。

それこそが、
僕のリメイクの大きな特徴。
そして、
そのバランスを、
とても大切に考えています。




 
 
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