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お持込み頂いた付下げの反物。
大好きな柄。
カッコいいですよねー。


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ただ、
困ったことに柄の種類が少なく、
2種類の柄が上向き下向きと連続で続いているだけ。
そして並び方が密。
小紋に属するのかな。

こういうのが一番むずかしいんです。
同じ柄を横並びさせる訳にはいかないし、
視覚的にうるさく感じる柄の配置はしたくない。
でも選択肢は極端に少ない。

これにはさすがに困りました。
ホント、
ない頭をひねった。

ひとつの柄の長さを活かす着丈。
目立つところで柄が切れてしまわないような切替位置。
2種類の柄しかないと思わせないような柄の配置。

そして、
うるさくなってしまわないように、
中心には余白として黒を多く。

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完璧。



前にブログにも書いたっけな。
僕は余白を大事にしています。
素晴らしい柄を生かすのは余白。

山盛りの料理、
キャンパス全面が主張する絵画、
隅から隅まで文字が並ぶ書。
どれも美しくない。

僕の作品も同じで、
素晴らしい柄でも、
それがただただ並べられている作品は美しくない。

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無地がつくる余白が柄を引き立てる。
そう思っています。