正直驚いた。

お持ち込みくださったお着物が、
お客様の雰囲気や僕の想像と遠くかけ離れていたからだ。


淡い桃色のお振袖で90年ほど前のものだそうだった。
デザインのご依頼内容は振袖のような羽織モノ。

とても思い入れがおありなのは、
打ち合わせのためにわざわざ関東からお越しくださったことと、
お会いした際の会話で十分すぎるほど理解できた。

僕の感覚を理解してくださっていたことと、
僕もお客様の感覚を理解することができたので、
打ち合わせは難しくなくスムーズで、
ご要望を形にすることは問題なかった。



が、

地色の桃色の影響で、
作品が甘くなることがどうしても喉につかえたので、
お着物を黒と切り替えることで『甘さ』を回避できることをご提案したところ、
快くご承諾くださった。




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衿と裾の切替は『裾ふき』にインスパイアされたデザイン。
本物は綿を丸めてあってとても重いので、
見た目はそのままで軽くなるように加工。



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生地はアンティークの古代縮緬。
家紋がカッコよすぎて昇天。


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前端の留め具は男性用の羽織紐をご用意。
画像では見えないけど、
気分で高さを変えられるように加工してある。
これらはお客様のご要望だった。
脱帽。



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裏地はアンティークの男性用極厚羽二重。
後中心の一部に紅絹を配置。
このコダワリ伝わりますか?
これもお客様のご要望。
マジ脱帽。





理由は伏せるが、
実はこの作品、
すでにお届けできているのだが、
お客様に着て頂けていない。



作品とともに僕の想いも届くように願っています。



感謝!





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