hekoobiOP

兵児帯ホルターネックチュニックです。

この人、
守備範囲がかなり広くて、
幅広い年齢層もなんのその、
いとも簡単に女性のハートを射抜きます。

脇にボタンが付いているんだけど・・・。
そこからニョキッと丸ぐけ紐がぶら下がってて、
裏にも同じ位置に付いていて、

・・・もっとうまく見えるハズだったんだけど・・・、
写真の腕が悪くてスミマセン・・・、

とにかく、
脇から丸ぐけ紐っていう可愛らしい紐がぶら下がってます・・・。
それをね、
キュっと簡単に縛ってあげると、



hekoobiOP (1)

hekoobiOP (2)

ちょっと表情が変わるようにしてある。
ぶら下げたまま、
ぶらぶらしてても可愛いんです。


hekoobiOP (3)

衿の後には表側にだけタックがとってあって、
ちょっぴりドレーピーな演出をしてみました。

やっぱ、
このボタンいいな・・・。



しかし、
この絞りって何か独特の魅力がムンムンする。
絞り好きのご婦人はもちろん、
帯だとは知らない人をも惹く力がある。
ポコポコしてて可愛いしね。

でも、
その可愛らしさの裏には、
絞り職人さんの苦労と情熱が注ぎ込まれている。

今回の兵児帯に施されているのは、
鹿の子絞りという絞り染めの技法で、
数ミリごとに並ぶポコポコのポコは、
すべて職人さんが手作業で糸をくくって絞り上げたもの。
糸をくくった部分が防染されて、
鹿の背中のまだら模様のように見えることから、
鹿の子絞りって言われるワケ。

総絞りの着物にまでなると、
すべて絞り上げるまで数年かかるものもあって、
江戸時代の大奥でも使用禁止になった程の贅沢品です。



本日は、
僕の情熱よりも、
絞り職人さんの情熱が注ぎ込まれた一品でした。