FURYU

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リメイク知識・思想

付下げ大好き

当地釧路はすっかり秋の風。
もう夏は終わっちゃったのですね。

求む残暑。



さて、
今日は不動の人気アイテム<キモノスリーブVネックチュニック>
1点をご紹介します。

20150825 (1)

20150825 (3)

20150825 (2)

20150825 (5)

20150825 (4)

使用させて頂いたお着物は梨地織りの付下げ。

お着物として特別人気の高い類ではないのですが、
僕は気に入ったものを見つけ次第即仕入れるようにしています。

付下げの特徴として、
訪問着と違い絵羽文様(続き文様)ではないこと。
柄がひとつひとつ独立しているので、
比較的好きなところに好きな柄を配置できる。
これは僕にとって最高に嬉しい条件。
つまり、
とってもリメイク映えするお着物である、
ということです。
あくまで私感ですが。



画像の作品は身長150僂痢
海外にお住まいのお客様からのオーダーメイド。
着丈・身巾・袖丈・衿ぐりなどなど、
すべてパターンを引き直しての制作となりました。



感謝!




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こだわりのひとつ

<キモノガウン>
http://furyu.livedoor.biz/archives/806767.html

2009年4月1日。
実に6年以上も前のブログの記事を辿ってくださり、
はるか西からお声掛け頂きました。
お着物お持込みのオーダーメイドです。

オーダーの内容で、
こだわりが強くオシャレな方だとすぐにわかりました。


こちらが一重。

FCT-15100-so (1)


そしてこちらが総裏。

FCT-15100-so (2)


どちらを総裏にするか、
ということも含め、
ほとんどお任せ頂いたので、
ひとつ僕のこだわりを取り入れさせて頂きました。


FCT-15100-so (3)

もしかしたらお仕立てをされない方は、
この写真を見ても気が付かないかもしれない。


裏地の基本は表地と同系色。

そこを、
あえて黒にしています。


表地が明るいお色の場合のみ、
裏地を黒にしてあげると、
パッと見の印象がキリリと引き締まる。
…と勝手に思っています。


ただ、
そこはやっぱり裏地なので、
きっと誰もわからない。


でもそこがいい。



こだわりのひとつです。




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余白

20150221_2

お持込み頂いた付下げの反物。
大好きな柄。
カッコいいですよねー。


20150221_1

ただ、
困ったことに柄の種類が少なく、
2種類の柄が上向き下向きと連続で続いているだけ。
そして並び方が密。
小紋に属するのかな。

こういうのが一番むずかしいんです。
同じ柄を横並びさせる訳にはいかないし、
視覚的にうるさく感じる柄の配置はしたくない。
でも選択肢は極端に少ない。

これにはさすがに困りました。
ホント、
ない頭をひねった。

ひとつの柄の長さを活かす着丈。
目立つところで柄が切れてしまわないような切替位置。
2種類の柄しかないと思わせないような柄の配置。

そして、
うるさくなってしまわないように、
中心には余白として黒を多く。

20150221_3

20150221_4


完璧。



前にブログにも書いたっけな。
僕は余白を大事にしています。
素晴らしい柄を生かすのは余白。

山盛りの料理、
キャンパス全面が主張する絵画、
隅から隅まで文字が並ぶ書。
どれも美しくない。

僕の作品も同じで、
素晴らしい柄でも、
それがただただ並べられている作品は美しくない。

20150221_7




無地がつくる余白が柄を引き立てる。
そう思っています。




発見

image

着物を洗うとき、
僕は洗濯機でザブザブ洗っちゃうのですが、
今日洗った着物は、
これまでの少な〜い経験上、
洗ってもダメかもしれない、
って思うような状態の着物だった。

が、

今日初めて働いてくれたこの人、
驚くほどいい仕事してくれたので、
備忘録がてらご紹介。



image

そう、
有名ドコロの漂白剤、
花王のワイドハイター粉末タイプ。


洗濯が終わって、
アイロンがけする時に驚いた。
これまでの仕上がりとぜんぜん違う…。
汚れは綺麗になってるし(頑固な汚れ以外ね)、
柔軟剤を入れていないのに手触りがすごく良くなってる。
絹との相性がいいのかな。

まだ1枚目なので他の着物との相性はわからないけど、
引き続き使ってみますので、
リメイクされる方も是非一度使ってみて。
そして、
みなさんの感想も教えて頂けると嬉しいです。
僕も時間をおいてまたレビューしますので。





…ところで、

この花なんていうの?

image

着物を扱う仕事してるのに、
花の名前に疎くてどーしよーもない。





対極的な組合せ

全身黒いコーディネートでも、
例えばレザーを取り入れるだけで、
効果的なアクセントになる。

それは着物のリメイクでも同じ。

FB-14070-so (2)


深い黒の一越縮緬と、
鈍い光沢のある羽二重との対極的な組み合わせ。

これ、
好きなんです。


華やかで艶やかなお着物もいいけど、
やっぱり黒が好き。





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